ノロウイルスによる感染性胃腸炎 注意喚起
平成24年12月14日

ノロウイルスによる感染性胃腸炎 注意喚起

洗足こども短期大学
健康管理センター 保健室

  今シーズン10月以降、感染性胃腸炎の感染者は徐々に増加していき、12月、東京や大阪などをはじめ16都道府県に広がっていることが確認され、全国的な流行の兆しが見られます。
  従来、子供や高齢者を中心に感染拡大していたノロウイルスによる胃腸炎が、今シーズンは、健康な大人にも目立って発症しています。それは、従来の型からわずかに遺伝子変異したことが原因で、この新しい「変異型のノロウイルス」への免疫がないためだと考えられています。
  従来の型より感染力が強いことが特徴で、感染拡大し集団発生することへの注意が必要です。

●主症状
  腹痛 嘔吐 下痢 発熱(発熱を伴わない場合もある)
  通常は3日以内に治癒しますが、個人差があります。

●感染経路
  @ノロウイルスに汚染された二枚貝(牡蠣・しじみ・あさりなど)の食品や水を飲食する。
  A患者の便や嘔吐物に直接触れる、またそれらが乾燥して舞い上がりウイルスを吸い込む。
  B学校、会社やデパートのトイレなど、共有物を介しての感染。
    (症状が消失しても便から2〜3週間、ウイルスが排菌されている)

●症状がでたら?
  @症状が現れたら、早めに医師の診察を受けましょう。
  A感染性胃腸炎と診断された場合、治療や自宅療養期間など、医師の指示に従ってください。
  B短大事務局もしくは大学保健室へ電話連絡をしてください。
  C自宅療養後、登校する際は、学校感染症治癒証明書(登校許可書)が必要です。
  D登校後は速やかに、保証人連署の上学校感染症専用欠席届用紙とCの証明書を短大事務局へ
     提出してください。学校感染症による欠席は、公休扱いとし、出席回数には含まれません。

    ★嘔吐や下痢が続くときは、脱水や体力消耗を抑えるために水分や栄養補給が必要です。
    一気に飲食すると、嘔吐や下痢を誘発し、症状を悪化させてしまう可能性があるので、
    一口ずつ頻回にスポーツ飲料水や味噌汁、お粥などを口に含み、補給してください。

●感染予防対策
  @排便後、食事前、調理前は必ず石鹸での手洗いをしましょう。
    (石鹸でノロウィルスを殺すことはできませんが、洗い流すことはできます。
    石鹸をよく泡立てて、指の間や手首までしっかりこすり、泡を洗い流しましょう。)
  A食品はよく加熱調理をしましょう。
  B食事や睡眠を十分にとるなど、免疫力が低下しないよう配慮しましょう。
  Cトイレの取って、手すり、便座、ドアノブやテーブルなどは、次亜塩素酸ナトリウム
    (以下ハイター)で定期的に消毒しましょう。(キャップ0.5杯 / 2L)

●患者の吐物や便の処理を安全に行う
  @直接触れないよう手袋・マスクを着用する。
  A部屋を換気して行う。
  Bビニール袋へ汚染物を入れ密封して廃棄する。
  C衣類などは、ハイター(キャップ2杯 / 2L)で除菌してから洗濯する。
  D汚染した物・床などは、ハイター(キャップ2杯 / 2L)を浸したペーパータオルで覆い、
    10分置いた後、水拭きする。

           不明な点はお問い合わせください。(大学保健室直通044−856−2933)