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保育所実習II インタビュー(その4)

2022.11.21|Topics

洗足こども短期大学の2年生は9月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。実習の終わった2年生の篠原さんに保育所実習についてお話を伺いました。

(1)   実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

私は、今回の保育所実習Ⅱで初めて0歳児と2歳児を担当させて頂きました。
初めは0歳児の子どもへの関わり方に不安を感じていましたが、先生方の関わり方を観察し、沢山のことを学ぶことができました。月齢によってできることが異なる中、製作活動では子どもの「やりたい」を尊重していると感じました。0歳児と2歳児に対しての声かけに違いがあり、こどもの「やりたい」を尊重し、子どもの気持ちを大切にしていると感じました。

 

(2)  実習園でのアドバイスについて

昨年の実習で担当させていただいた1歳の子どもたちが2歳になり、成長している姿を見ることが出来ました。先生方が1歳の頃との違いを教えてくださり、とても勉強になりました。ひとりで排泄ができるようになった子どもや手を洗うことができるようになった子どもなど、一人ひとりの成長を間近で観察することが出来ました。そのような中で、声かけの難しさに悩みましたが、先生方に「緊張しないで常に笑顔でいると子どもも笑顔で答えてくれるよ」と教えて頂き、最終日は子ども達との距離を縮めることが出来ました。

 

(3)   実習の感想

今回の実習では、子どもたちの笑顔が沢山見られたように感じました。自分で考えて先生方と沢山話し合って作り上げた責任実習では、子どもたちがとても楽しんでおり、製作活動で準備した材料が足りなくなるくらいでした。沢山の反省や学びがあり、今後保育者になるにあたり、とても良い実習を経験させていただきました。日誌や指導案も大変でしたが、先生方が優しく指導してくださり、自信に繋がり、最後は笑顔で実習を終えることが出来ました。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回、0歳児、2歳児クラスを担当してきた篠原さんは、実習園の先生方に教えていただいた保育現場での笑顔の大切さを実践し、保育技術をしっかりと身につけてきてくれました。短大生活も残り数か月になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。