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教育実習Iインタビュー (その1)

2022.12.20|Topics

洗足こども短期大学の1年生は、10月に2週間の「教育実習I」を実施しました。今回の実習では、幼稚園教育における補助的な役割を担うことを通して、教育実習園の幼児の実態とこれを踏まえた教育活動の特色を理解することを目指しました。絵本の読み聞かせや、ピアノの弾き歌い、製作などの課題にも取り組み、学生にとっても大きな経験になったようです。実習が終わった1年生の木島さんに教育実習についてお話を伺いました。

①幼稚園実習で一番学びになったこと
私は今回の教育実習Ⅰで3歳児クラスに入らせていただきました。そのなかで子ども一人ひとりとのコミュニケーションをとることは、とても大切であることを学びました。たくさん会話を交わすことで保育者は子どものことを理解し、子どもに心を開いて貰えるようになるのはもちろんですが、そこから一人ひとりにあった援助や言葉掛けを見つけることができると思いました。そのため、私は毎日全員と話すことを心がけながら実習を行いました。

②実習先の先生からいただいたアドバイス
3歳児は私たちが思っているよりも自分でできることが多いため、子どもが少し困っていても保育者はすぐに援助に入らず見守り、言葉掛けで援助することが大切だということを教えていただきました。私も援助せずに子どもにわかりやすい言葉で促すと、すぐに理解し一人で身支度などを済ますことができていました。援助をすれば早く終わるということも多いですが、子どもの成長のために援助を堪え、見守るということも大切だということを学びました。

③実習の感想
今回の実習は初めての長期的な実習だったのでとても緊張していたのですが、そんなことも忘れてしまうくらい楽しく、園の先生方にもさまざまなことを教えていただき、実りのある実習となりました!また、実際に幼稚園という子どものいる環境で子どもと関わると、保育者を志す気持ちがより一層強くなりました。今回の実習の中で見つけた学びや課題、先生方からのご指導を自分の中に取りこみ、次の実習で発揮できるようにしたいです。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。木島さんが、実習で身に付けた言葉掛けで援助することは保育者としてとても重要です。木島さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。