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トピックス教育実習Iインタビュー (その2)
洗足こども短期大学の1年生は、10月に2週間の「教育実習I」を実施しました。今回の実習では、幼稚園教育における補助的な役割を担うことを通して、教育実習園の幼児の実態とこれを踏まえた教育活動の特色を理解することを目指しました。絵本の読み聞かせや、ピアノの弾き歌い、製作などの課題にも取り組み、学生にとっても大きな経験になったようです。実習が終わった1年生の末吉さんに教育実習についてお話を伺いました。
①幼稚園実習で一番学びになったこと
私は今回の教育実習で学年・場面に応じた援助方法を学ぶ事ができました。
実習先の先生方から、年長児・年中児は会話のやり取りが出来るからこそ、保育者は子どもたちが自分で考え、解決に向かっていく姿を見守り、年少児はまだ言葉が未熟なので、簡潔な言葉で伝え、子どもと一緒に考えていくことが大切だという事をご指導頂きました。
子ども一人一人としっかり向き合い、信頼関係を築きながら援助を行う事が大切だと感じました。
②実習先の先生からいただいたアドバイス
子どもたちの前で絵本を読む事が初めてでとても緊張していた私に対して、担任の先生は「自分が1番に保育を楽しむ事が大切だよ!」とアドバイスをしてくださいました。
部分実習本番では、自分が1番に楽しみながら実践した結果、子どもたちが楽しそうに手遊びをしたり、絵本を読み終わった後に自分からその絵本を手に取る姿を見て、嬉しい気持ちと同時に沢山練習してきて良かったという自分自身の達成感を味わう事ができました。
③実習の感想
初めての教育実習で不安と緊張の気持ちでいっぱいでしたが、実習園の先生方が温かい先生方ばかりで、毎日明確なご指導と優しいお言葉をかけてくださったり、色々な学年の子どもたちと沢山の行事を通して関わっていく中で少しずつ信頼関係が築けてきて、名前で呼んでくれる子どもたちが増えてきたりと、とても充実した10日間の中で沢山の学びを深めることができました。
今回の教育実習で学んだ事を活かして、これからの学びに繋げていきたいと思います。
洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。末吉さんが、実習で身に付けた学年・場面に応じて援助を使い分けることは保育者としてとても重要です。末吉さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。
実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。