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しだれ桜が見頃を迎えました

2023.04.03|Topics

前田ホール横のしだれ桜が濃いピンクの花を咲かせています。

日本民俗学の祖である柳田國男の「信濃桜の話」の中で
室町時代の京都には信濃桜という名称のしだれ桜があったこと、
各地の神社仏閣にも、老木のしだれ桜が多いことを紹介しています。

そして、京都から東北まで広い範囲にしだれ桜が拡散した理由として
柳田國男は、数百年前の日本人は、神が大空からしだれ桜の垂れた枝という橋を渡って地上へ降りてきたと思っていたのではという仮説を立てています。

数百年前の日本人が思ったことを想像しながら
しだれ桜のピンクの花を眺めてみてはいかがでしょうか。

洗足こども短期大学のキャンパスでは1年を通じて季節の花がキャンパスライフに彩を添えています。