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保育所実習Iに参加して(その2)

2023.04.24|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2023年2月に保育所で実習をしました。
実習の終わった1年生の小椚さんに保育所実習についてお話を伺いました。

① 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

今回の保育実習は、2週間を通して2歳児クラスで実習をさせていただきました。
学校の授業で学んだことを思い出しながら、一人一人の発達や興味関心に合わせて子どもと関わることを意識することで、子どもがしている遊びをさらに深い遊びに展開することができたり、一歩成長する姿を目の当たりにすることができました。

② 実習園でのアドバイスについて

実習中、周囲のものに目が移ってしまい保育者の話を聞き続けることが難しい子どもの対応に困ってしまいました。その際、先生方が「この子は背中をつつくと落ち着くのでやってみてくださいね」とその子どもにあったスキンシップの取り方を教えてくださいました。そして、このような個人への援助方法は保育者の間で共有して周知しておくことが大切だということも教えていただきました。日誌のフィードバックも毎日してくださいました。私が考えて記入したことへの補足や、別の捉え方を教わり、大変勉強になりました。

③ 実習の感想

実習が始まったばかりの頃、実習生の私と距離があった子どもたちも2週目になると子どもたちから名前を呼んで挨拶をしてくれたり、何かあった時に報告をしてくれたりする姿が見られるようになりました。段々と心を開いてくれている実感が湧きとても嬉しかったです。今回の実習は、教育実習Iと比べると子どもとの関わりはもちろん、部分実習や日誌なども含めてとても学びの多い、充実したものになったと感じています。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、2週間を通して2歳児の保育を経験してきた小椚さんは保育園の先生からのアドバイスにより、個人への援助方法について保育者の間で共有して周知しておくことの大切さを実感してきたようです。4月から2年生になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。