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保育所実習Iに参加して(その3)

2023.04.26|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2023年2月に保育所で実習をしました。
実習の終わった1年生の上島さんに保育所実習についてお話を伺いました。

① 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

0〜5歳児の全クラスを経験させていただきました。実習生が不安な表情でいると、子どもも不安になったり、緊張したりしてしまうと思ったため、どんな時も子どもに目線を合わせて、笑顔で関わることを心がけてきました。
また、低年齢児は特に月齢差や個人差が大きいため、保育者の方々に確認しながら、一人ひとりにあった援助や声掛けを心がけ、接するように意識しました。

② 実習園でのアドバイスについて

実習において、特に印象的だったのは、子どもの言葉や行動には、必ず何かしらの背景があるということです。
自我が芽生え、「いや!」と言うのも、自分でできることが増えて、やってみたい気持ちがあったり、まだ遊び続けたかったりするなど、その一つの言葉に込められていることに気づくことができました。
同時に、子どもの些細な変化を捉え、気持ちに寄り添う大切さを学びました。

③ 実習の感想

実習前は、毎日のエピソード記録や、まだ言葉でコミュニケーションがとれない年齢の子どもたちとの関わり方に不安な気持ちがありました。
けれども、実習が始まってからの毎日は不安だったことを忘れるくらいに充実していて、明日のクラスはどのような子どもがいて、どのような関わり方・やり取りができるのか、楽しみになっている自分がいました。
子どもの気持ちを汲み取る難しさに直面することもありましたが、子どもたちと真摯に向き合い、共に学び、成長し続けることが出来る保育者の仕事をより魅力的に感じることができました。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、0〜5歳児の保育を経験してきた上島さんは保育園の先生からのアドバイスにより、子どもの言葉や行動には、必ず何かしらの背景があるということことや子どもの些細な変化を捉え、気持ちに寄り添うことの大切さを実感してきたようです。4月から2年生になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。