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鯉のぼり

2023.05.01|Topics

今年もシルバーマウンテンの前に、洗足学園小学校の児童が描いた
たくさんの鯉のぼりが揚げられています。

鯉のぼりは、急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、
天まで昇って龍になるという中国の故事にならって
子どもに強くたくましく育ってほしいという願いが込められています。

江戸時代中期に始まったとされる鯉のぼりの風習は、
「歌川広重」の『名所江戸百景』『水道橋駿河』に描かれているように
明治時代までは黒い真鯉の一匹飾りでした。
大正時代に、真鯉と緋鯉の二匹の一対になり、
昭和30年代後半に、小さい青い鯉が子どもとして加わりました。

そして、2023年の小学生は思い思いに、色とりどりの鯉のぼりを描いています。
どんな願いが込められているかを想像しながら眺めてみてください。

保育園や幼稚園でも大事にする日本の風習を在学中に見ることは、卒業後保育者となってからも良い経験になります。
洗足こども短期大学の学生は授業だけでなく、キャンパスに溢れている季節の植物や行事を体験し、保育でも大切な季節感を肌で感じながら保育者の道を目指しています。