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保育所実習Iに参加して(その4)

2023.05.09|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2023年2月に保育所で実習をしました。
実習の終わった1年生の森山さんに保育所実習についてお話を伺いました。

① 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

1、2歳児のクラスで実習を行いました。子どもたちに心を開いてもらえるように気持ちを代弁したり、一生懸命話してるのを受け止め、たくさんコミュニケーションを取れるようにしました。また、一人ひとり発達段階が違うため、その子に合った声かけや援助をしたり、伝わりやすいように言葉を変えて関わるようにしました。部分実習の手遊びでは、ゆっくり動いて見せることを意識したり、読み聞かせでは抑揚を工夫して子どもたちの興味が湧くように意識して行いました。

② 実習園で受けたアドバイスについて

1、2歳児は、友達とのコミュニケーションを楽しんだり、こだわりを持って遊ぶ子が多いため、関わりすぎずに見守ることが大切だと言うことを教えていただきました。積極的に関わることで信頼関係を築いていくことができると思うのですが、見守ることで状況をすぐに把握することができたり、子どもたちの興味関心を知り、その子にあったスピードでの援助をし、さらに細かく関わることができるということを学べました。

③ 実習の感想

初めての保育所実習では、不安や緊張もあり、どのように子どもと関わればいいのかを難しく感じていました。だんだんと慣れていき、実習園の先生方の子どもへの関わり方や援助を注意深く観察し、それを実際に自分で子どもたちに実践してみることを意識しました。そうすることで子どもたちも心を開いてくれ、コミュニケーションを多く取ることができ、11日間毎日楽しく実習をすることができました。実習園の先生方も優しく、たくさんのご指導や言葉を掛けてくださり、最終日には2週間を通してのお褒めの言葉をいただきました。今回の保育所実習で学んだこと、いただいたアドバイスをしっかりと身につけ、これから先の実習でも活かしていきたいと思います。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、1、2歳児の保育を経験してきた森山さんは保育園の先生からのアドバイスにより、 関わりすぎずに見守ることの大切さを実感してきたようです。4月から2年生になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。