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トピックス保育所実習II インタビュー(その1)
洗足こども短期大学の2年生は9月に保育所実習Ⅱを実施しました。実習の終わった2年生の松本さんに保育所実習についてお話を伺いました。
① 実習したクラスの年齢、子どもの接し方、関わり方
私は3歳児クラスで実習をさせていただきました。私が子どもと関わる中で心掛けたことは、短い期間であっても信頼関係を築けるよう子どもの目線に合わせ、名前を呼びながらコミュニケーションをとるようにしたことです。1人での遊びが好きな子どもや友達との遊びに集中している子どもには、その子どものペースに合わせながら好きな遊びに一緒に参加するなどの工夫をして少しずつ距離を縮めていけるようにしました。
② 実習先の先生からいただいたアドバイス
日々たくさんのご助言をいただきましたが、一番印象に残っていることは、子どもの前に立ち活動を進める時に自分に自信を持って行うということです。それにより子どもがより楽しめ、信頼関係を築き上げることができるという言葉をいただきました。私は責任実習の前に部分実習を何度かやらせていただいたのですが、緊張のしすぎや保育者の目線を気にしすぎて思うように動くことができませんでした。しかし、この言葉をいただいてからは、緊張をしていると子どもにも緊張が伝わってしまうと思い、私自身が楽しみながら活動を進めて行くことができました。
③ 実習の感想
保育所実習Ⅱが始まる前は緊張と不安が多くありました。しかし、2週間という長いようで短い時間を子どもと一緒に過ごしていくうちにクラスの子どもたちの興味、関心を捉え、責任実習に活かすことができました。また、保育者が子どもの個性を大切にした活動に取り組み子どもの成長をサポートする様子を見て保育者という職業にさらに魅力を感じました。今回の実習で学んだことを大切にし、就職してから活かせるようにしていきたいです。
洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回、保育者が子どもの個性を大切にした活動に取り組み、子どもの成長をサポートする様子を見て、保育者という職業にさらに魅力を実感してきた松本さんは、保育に対する姿勢をしっかりと身につけてきてくれました。短大生活も残り数か月になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。
実習生を受け入れていただき、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。