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トピックス保育所実習II インタビュー(その3)
洗足こども短期大学の2年生は9月に保育所実習Ⅱを実施しました。実習の終わった2年生の髙橋さんに保育所実習についてお話を伺いました。
① 実習したクラスの年齢、子どもの接し方関わり方
1週目は0-5歳児クラスを順番に、2週目は2歳児クラスに配属されました。笑顔で関わることを大切に、子どもの行為や興味関心、気持ちを言葉にすることを意識しました。そうすることで、子どもとのコミュニケーションが日に日に深まり、安心して関わりに来てくれたり、笑い返してくれることが増えていくことを実感しました。
② 実習先の先生からいただいたアドバイス
毎日、多くのアドバイスをいただく中で、特に印象に残っているのは、責任実習の前日の打ち合わせでのことです。
朝の自由遊びから午睡までと、教育実習よりも長時間の責任実習を行うにあたって、とても緊張している自分がいました。その際に先生が「自分らしく行えばいいんだよ」と言ってくださり、とても心が軽くなりました。次の日の責任実習では、落ち着いて子どもの様子を見ながら保育を行うことができました。時間に追われていた教育実習の時よりも、自分らしく子どもとのやりとりを楽しむことができ、大きく成長できたと思います。
③ 実習の感想
保育所実習Ⅱでは、特に、子どもの興味関心に合った活動を考えることの大切さを学びました。責任実習では、1週間の子どもの姿を踏まえ、ルールを工夫したり、モノを追加したり、計画を練り直すことは、子どもがより「楽しい」と思えるために必要だと気づくことができました。子どもへの声かけをしながら、次に何を行うか考え、見守ることは大変ではありましたが、自分が考えた活動を楽しそうに行う姿を見て、嬉しさも感じました。実習の経験を活かし、子どもの興味を引き出しながら、『やってみたい』という気持ちを尊重した保育が展開出来るよう、努めていきたいです。
洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回、実習先の先生からのアドバイスのお陰で自分らしく子どもとのやりとりを楽しむことができた髙橋さんは、保育者としての心構えをしっかりと身につけてきてくれました。短大生活も残り数か月になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。
実習生を受け入れていただき、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。