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教育実習Ⅱインタビュー (その1)

2024.08.26|Topics

洗足こども短期大学の2年生は、5月に2週間の教育実習Ⅱを実施しました。
今回の実習は、幼稚園免許取得の最後の実習で、1日、担任の先生にかわって子どもたちの前に立ち保育を進める経験もしました。学生にとっても大きな経験になったようです。
実習が終わった2年生の小池さんに教育実習についてお話を伺いました。

①幼稚園実習で一番学びになったこと
今回の実習で1番学びになったことは、子どもたちが集中できる言葉掛けとクラス全体へ働きかける際の工夫です。 責任実習で実際に子どもたちの前に立って1日を進める中で、活動の区切りごとに子どもたちの視線や注目を集めることに、とても苦戦しました。 そのため、責任実習後の数日間は、保育者の働きかけを丁寧に観察しました。場面や年齢に合った言葉掛けをしたり、ピアノや手遊びの際の工夫が見られ、自身が経験したからこそ気付くことが多くありました。

②実習先の先生からいただいたアドバイス
責任実習後の振り返りでは、子どもたちに視覚から伝えることの大切さを教えて頂きました。 制作の時間では、子どもたちはどうしても先生の真似や見本を参考にして描いたり、貼ったりすることが多くあります。その場合は、沢山の種類の見本やイラスト、写真を用意したり、制作の説明する時に、のりを塗る場所をペンでなぞって前に貼るなど、視覚から伝えることで、より子どもが理解しやすくなり、自分なりの表現をすることができるのだと学びました。

③実習の感想
私の実習園は、母園ということもあり、当時お世話になった先生も沢山いらっしゃって、毎日励ましの声やご指導をいただきました。そのお陰で、とても楽しく実習を行うことが出来ました。初めての責任実習でとても緊張していましたが、担任の先生が活動の見通しを立ててくださったお陰で、無事に終えることが出来ました。部分実習や責任実習での学びはとても多く、今後の実習、就職後に沢山活かせるよう頑張りたいと思います。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。小池さんは、実習先の先生からのアドバイスいただいた子どもたちに視覚から伝えることの大切さを実感したようです。小池さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。