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保育所実習II インタビュー(その1)

2024.11.20|Topics

洗足こども短期大学の2年生は9月に保育所実習Ⅱを実施しました。
実習の終わった2年生の長谷さんに保育所実習についてお話を伺いました。

1.  保育所実習での1番の学びになったこと
保育所実習で学びになったことは、2つあります。
1つ目は、発達を理解して援助することです。子どもによって、思っていることやできることも違うため、同じ基準で援助することはできません。だからこそ、一人ひとりに合わせた関わり方が大切であり、援助が大事だと学びました。
2つ目は保育士同士の連携です。責任実習の際、先生方と事前にねらいや活動内容を共有させていただいたおかげで、準備などスムーズに行うことができ、子どもたちにとって良い経験の機会を作ることができました。保育士同士が助け合い、チームで保育する大切さを実感しました。

2.  実習先の先生からいただいたアドバイス
実習先の先生からいただいたアドバイスで心に残っていることは、視野を広く持ち、子どもをよく観察するということです。子どもの興味、関心を理解することや、普段との違いに気づくことが大事であると学びました。アドバイスを受け、少しずつですが、子どもの見方が変わり、子どもの体調の変化にも気づけるようになりました。子どものペースに合わせた保育を大切にしている園だったので、子どもたちが一斉に何かを行うのではなく、その子に合わせた保育をしており、子ども理解の重要性を再認識した実習でした。

3.  実習の感想
1年生の時は観察実習がメインだったこともあり、先生方からご指示を受けたことを行う実習でした。しかし、今回の実習では、実習生という枠ではなく保育者として扱っていただき、私が観察した子どもの様子も「一人の保育者の意見」として聞いてくださいました。責任実習では、多くの反省点がありましたが、園の先生方は実習生のアイデアも認めてくださり、自身の保育に取り入れようとされていて、素晴らしい先生方だと感じました。
また、保護者との連携の大切さも学びました。実習指導にて、井上先生が「家庭との連続性が大事だ。」とおっしゃっていましたが、あまり理解できていませんでした。しかし、実習での実践を通して、その意味を体感しました。前日の家庭での子どもの様子を知ることが重要だと感じました。
とても良い園で実習をすることができ、ステップアップできたと感じられる実習となりました。

 

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。短大生活も残り数か月になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

実習生を受け入れていただき、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。