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【レポート】洗足学園フェスティバル「サンドアート」の企画について

2024.11.29|Topics

11月9日(土)、10日(日)に開催された洗足学園フェスティバルでは、特別研究石濱・下尾ゼミのメンバーが「サンドアート」のイベントを実施し、250名を超える親子連れの皆さまにご来場いただきました。ご来場いただいた皆さまありがとうございました。

今回は、「サンドアート」のイベントを企画された、石濱加奈子先生、下尾直子先生に、そのねらいと実施後の学生の様子を伺いました。

特別研究石濱・下尾ゼミは、「遊び」をテーマにしています。保育者として子どもたちの遊びを考える前に、まずは自分たち自身が心から楽しいと感じることが重要と考えています。学生自身がやってみたい遊びに「遊びこむ」ことを大切にしています。学園祭でも、心が動く遊び体験をしようという趣旨で、小学校の砂場をお借りし、砂を使った「サンドアート」造形を行う会場を設営し、親子で自由に遊んでもらうよう運営しました。

開始前は、子どもたちが来てくれるのか学生たちも不安に感じていましたが始まってみると、次から次へと多くの子どもたちが来てくれ、昨年のリピーターの方もいらっしゃいました。2時間以上も夢中になって遊び、水や砂でかなり服を汚してしまったお子さんもいましたが、満足そうな笑顔で何度も手を振って帰る姿に学生たちも嬉しそうでした。また、「初めてのお砂場体験」をしてくれた1歳のお子さんは、親御さんに促されて帰る時に大泣きしてしまい学生たちも微笑ましい思いで見送りました。普段接することの少ない小学生との活発な会話を楽しんだり、お子さんたちの思いがけない発想に驚かされる場面もあり、学生たちにとっても充実した楽しい時間になったようです。

 

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。今回の「サンドアート」を通じて特に「実践力」と「協働力」をさらに向上させることができました。