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教育実習Ⅱインタビュー (その3)

2025.08.06|Topics

洗足こども短期大学の2年生は、5月~6月に2週間の教育実習Ⅱを実施しました。
今回の実習は、幼稚園免許取得の最後の実習で、1日、担任の先生にかわって子どもたちの前に立ち保育を進める経験もしました。学生にとっても大きな経験になったようです。
実習が終わった2年生の吉田さんに教育実習についてお話を伺いました。

①幼稚園実習で一番学びになったこと 「子ども理解」

様々な個性や発達の違いを持つ子どもを深く理解することの意味を学ぶことができました。最良、最適な保育は何であるのかを考えて活動を行うこと、一人ひとりに合わせて伝え方を工夫することが大切であると強く実感しました。

②実習先の先生からいただいたアドバイス

何度も機会をいただいた部分実習の中で、活動内容を上手く伝えることが難しかった時、担任の保育者から「子どもの反応は、その園やクラスごとに様々だから、”考えたことをまずは挑戦してみてほしい”」とアドバイスをいただきました。その後、子どもと関わる場面では、反応があるか不安にならず、積極的にコミュニケーションをとり、臨機応変に関わることが自信を持ってできました。

③実習の感想

本実習の中で、一人一人の子どもと丁寧に関わることを意識しました。担任の保育者からも多くの子と関わっていたところを評価していただけたことがとても嬉しかったです。実際に丁寧に関わると、自分の工夫の少なさや幅の狭さを実感しましたが、今後はもっと豊かに表現し、子どもとコミュニケーションを取れるよう学びを重ねたいと課題も明確になりました。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。吉田さんは、一人ひとりに合わせて伝え方を工夫することが大切であると強く実感したようです。吉田さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。