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【授業紹介】「保育者のための文章表現」(その4)

2021.12.10|Topics

「保育者のための文章表現」は1年生が履修している通年科目です。この授業の目標は、保育現場で必要な文章力を身につけることです。保育の現場では、保護者への連絡帳、園だより、保育記録、研修参加後のレポートなどを書くことが必要なため、お礼状、指導案など色々な文章を書いて表現力を身につけます。

11/24(水)保育者のための文章表現の授業では、幼稚園での教育実習の振り返りとして、実習で経験し、学んだことや、課題についてグループディスカッションを通して共有しました。日頃は、クラス単位で授業を受けていますが、今日の授業では、クラスを解体し、他のクラスの人たちとディスカッションを行いました。初めて話す人がほとんどで、緊張しつつも、新鮮な気持ちで授業に臨んでいました。

自分とは違った経験をした友人の話を興味深く聞き、さまざまな角度から、実習を改めて考えることができ、学びが膨らみました。来年の保育所実習までの課題を新たにして、短大での学びも充実させたいという気持ちが高まったようです。

洗足こども短期大学では、豊かな表現力やコミュニケーション能力を学生が身につけることができるように、クラスを超えたグループディスカッションなどアクティブラーニングの要素も授業に取り入れています。学生もほぼ初対面の人とのコミュニケーションに最初は戸惑い気味でしたが、徐々に慣れてディスカッションができるようになっていました。保育の現場でも、対話の機会は多くありますので、そのための練習を授業の中で行っています。