【授業紹介】「子どもの健康と運動遊び」

「子どもの健康と運動遊び」は１年生が履修している通年科目です。この授業の目標は、子どもが健康なからだと心を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養うための指導の知識と技術を身につけることです。

今回は「上半身を使った移動運動」ということで、雑巾がけリレーを行いました。
雑巾がけの動作は、現代の子どもが弱くなっている腕、体幹、お尻の筋群を見事に全て使って行います。床のお掃除もできて、一石二鳥です。授業を通じて保育者に必要な体力をつけるためのトレーニングも兼ねています。

また、「上半身を使った遊び」の課題の中で、「走って、フラフープをくぐり、ゴールまで這って進む」という上半身の動きを伴う遊びを、イラストに表して提出した学生がいました。子どもたちに言葉で説明するだけではなく、このようなイラストを見せてから先生が実演することで、より分かりやすく伝えることができます。

学生は授業の中で、運動遊びの実践、指導計画や指導課題の作成を繰り返しながら、からだを動かす楽しさや、安全な遊び方を伝えるための知識・技術を学びます。そして、授業や行事への参加を通じて、柔軟な保育実践力と協働力を高めていきます。