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保育所実習Iに参加して(その1)

2022.03.24|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。ニュースでも報道されたように新型コロナウイルスの感染拡大で保育園の休園の影響もあり、予定を一部変更して実施しました。
実習の終わった1年生のAさんに保育所実習についてお話を伺いました。

(1)   実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

0歳、2歳、3歳、5歳児のクラスに入らせていただきました。年齢によって子どもたちのできることが異なり、それぞれの発達段階に合わせて関わることがとても難しかったです。特に0歳児との関わりでは、言葉でのコミュニケーションがまだ難しいため、子どもの表情や行動から気持ちを読み取って援助することを心がけました。

(2)  実習園でのアドバイスについて

子どもたちとの関わりでは、自分から積極的に声をかけて多くの子どもたちと関わることが大切だと思います。
子どもと関わる中で印象に残るエピソードをたくさん見つけて欲しいです。しっかりと今日の出来事を振り返って、反省し、今後の活動につなげていくことが大切だと思います。
わからないことはタイミングを見計らってその日中に先生方に聞くことをおすすめします。

(3)   実習の感想

今回実習に参加し、授業だけではわからない多くのことを学ぶことができました。
年齢によって子どもの様子や保育者の対応についてはもちろん、保育室の環境構成(置かれている玩具や教材など)の違いを見つけることがとても面白かったです。また、子どもと積極的に関わることができ、最後まで楽しく実習をすることができました。
このような状況の中、実習を受け入れていただき、無事に実習を終えることができて、保育所の先生方、関係者の皆様に感謝しています。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。言葉でのコミュニケーションがまだ難しい0歳児との関わりなど授業だけでは実感がわかないことも、今回の実習で、子どもの表情や行動から気持ちを読み取って援助することを心がけて実習してきたAさんはしっかりと保育技術を身につけてきてくれました。4月から2年生になりますが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。