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トピックス保育所実習Iに参加して(その6)
洗足こども短期大学の1年生は2月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。ニュースでも報道されたように新型コロナウイルスの感染拡大で保育園の休園の影響もあり、予定を一部変更して実施しました。
実習の終わった1年生(現在2年生)のFさんに保育所実習についてお話を伺いました。
(1) 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方
1歳児、3歳児クラスを今回は希望し実習させていただきました。
事前に大学で学んでいた知識をもとに、子どもと関わる時は、年齢に合わせた言葉選びを意識し、一人ひとりに合った援助ができるように心がけました。また、わからないことはすぐに保育士の先生方に聞き、接し方を観察して自分なりに実践できるよう試行錯誤を繰り返すことで積極的に学べるよう心がけました。
(2) 後輩に向けた 実習のアドバイスについて
実習は大学のように常に次にするべきこと、メモするべきことを適宜教えてくれる環境ではない、ということを実感しました。
とにかく「積極的に、学びを常に探す」姿勢を大切に、園、保育士の先生方はもちろん、子ども達にも、自分から関わりに行くことで、よりよい経験・学びにつながると思います。
(3) 実習の感想
授業での学びとはまた違う学び、気づき、体験の連続でした。
今までは漠然と子どもが大好きだから「ピアノが得意な先生になりたい」と思っていました。正直実際の実習では保育者になるということの大変さも実感しました。しかし、それ以上に実習でしか知ることができない「子どもと保育者」の関係や、子どもと関わるからこそ知ることができる発見、保育者という仕事のやりがい、楽しさなどの新たな魅力を知ることができ、私にとって貴重な経験になりました。
洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。Fさんは、今回の実習で、子どもと関わることを含めて自ら積極的に行動することの重要性を認識し、保育者という仕事のやりがい、楽しさなどの新たな魅力も発見してきました。4月から2年生になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。
コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。