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保育所実習Iに参加して(その8)

2022.04.12|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。ニュースでも報道されたように新型コロナウイルスの感染拡大で保育園の休園の影響もあり予定を一部変更して実施しました。
実習の終わった1年生のHさんに保育所実習についてお話を伺いました。

(1)実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

1歳児から4歳児クラスで実習させていただきました。子どもの年齢に合わせて理解しやすい言葉で声掛けをすることを意識しながら接していく中で、語彙の豊富さが大切なことを感じました。また、子どもの話を聞くときや、何かを配る時等、子どもの目線に合わせた高さで接すると子どもの表情もわかりやすくて良いと改めて感じました。

(2)実習園でのアドバイス

実習中に、部分実習として絵本を読み聞かせさせていただいたり、自作のスケッチブックシアターを披露させていただきました。その部分実習や保育中の声かけ等、自分のしていることに対して自信を持つことができずに、マイナスな面ばかり浮かんできて反省として日誌に記載していました。それに対して、先生方は「心配しなくてもできているし、自分らしさを大切にして、自信を持つことが大切だ」と直接アドバイスをくださいました。自信を持つことで自分自身の向上につながると思いました。

(3)実習の感想

今回は初めての保育園での本実習で、初日から最終日までずっと緊張していて自分が想像していたように動くことができず反省しています。実習中、まだ関わったことのない子どもたちが「先生の名前知ってるよ」「一緒に遊ぼう」とたくさん声をかけてくれたことがとても嬉しく、実習生でも「先生」と呼んでもらえる事もすごく嬉しく思いました。今回、自分の改善すべきことや、新たな課題も見つけることができました。2年次には見つけた課題を克服できるように短大でしっかりと学び、実習では子どもたちとより積極的に関わり、子どもの興味関心を感じ取ることができるように努力します。このようなご時世の中で、受け入れてくださったこと、無事実習を終えることができたこと、保育所の先生方や、関係者の皆様に感謝しております。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、1〜4歳児の保育を経験してきたHさんは保育園の先生からのアドバイスで自分に自信を持つことの大切さを実感してきたようです。4月から2年生になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。