① 実習したクラスの年齢、子どもの接し方、関わり方
0〜5歳児の全クラスに配属させて頂きました。低年齢児との関わりでは、指差しや声色の変化、泣き方の違いなどでその時の気持ちを汲み取り、一人ひとりに寄り添って関わることを心掛けました。楽しいときには子どもと一緒に全力で楽しみ、子ども同士のぶつかり合いでは、お互いの気持ちを尊重しつつ仲裁をしたり、「~だから~してね」など、必ず理由を添えて子どもに伝えることを意識して関わりました。年齢が上がっていくにつれて自分でできることが増え、特に卒園を間近に控えた5歳児クラスの子どもたちは、何か起きたらクラス全員で考えたり、時計を見て見通しを持って行動したりと、小学校に入学することを見据えて生活していました。また、担任の先生からお声掛けしていただき、大人の成果発表としてプチ音楽会をさせていただきました。先生2人がピアノとカホン、私がフルートを担当し、子どもたちの大好きな「にじのむこうに」を演奏したところ、演奏に合わせて子どもたちが楽しんで歌ってくれました。子どもの憧れの存在として、興味関心や遊びのきっかけになるような保育士や実習生の姿を子どもに見てもらうことの大切さを学ぶことができました。②実習先の先生からいただいたアドバイス
部分実習として「おもちゃのちゃちゃちゃ」のエプロンシアターを、2歳児クラスと1歳児クラスで行いました。2歳児クラスで行った時には、子どもたちが興味津々でポケットの中を覗いたりエプロンに触れようとしたりして楽しむ反応が見られた一方、1歳児クラスでは楽しんでいる反応というよりは、じっとエプロンを見つめている様子が見られました。先生方からは、年齢によって反応が異なるため、その時の反応を見てもう一度行なったり、声掛けを工夫したり、実際に触れて楽しめるようにしたりと、臨機応変に対応していくことが重要だと教えていただきました。そして、臨機応変に対応するためには、指導案作成にあたって、子どもの予想される姿をたくさん考えておくことも大切だと教えていただきました。また、子ども同士のいざこざの仲裁をする際に、順番、貸し借り、謝罪を促すことが、子どもへの援助で最重要なのか?ということについて学びました。実習生として、どの子どもにも「平等」であるということを心掛けて接していましたが、「あと何回やったら交代ね」「貸してくれるかな」などの声掛けは、引き続き遊びを楽しんでいる本人にとってどのように感じるのかを考えたとき、何でもかんでも「平等」で済ませてしまうのは大人側の都合でもあるといえること、新しい遊びを提案したり、子どもの様子を見て、実はもう飽きている子どもがいればそちらに声を掛けるなど、視点を変えれば、全員が満足するまで遊べる方法があるということを教えていただきました。③実習の感想
今回の保育所実習Iを通して、保育所と保育士の魅力について学ぶことができました。元々、私自身が幼稚園出身ということもあり、実習に行く前は不安でした。しかし、保育所で様々な年齢の子どもたちと関わっていく中で、「先生!」と笑顔で呼んでくれる瞬間がとても嬉しく、子どもの成長を間近で見守っていけることにやりがいを感じました。そして、子どもが「生活」をする場所として、子どもが安全に楽しく快適に毎日を過ごせるようにと保育士が工夫したり働き掛けていくことで、子どもたちが健やかに安心して成長していけるのだと身に沁みて感じました。まだまだ子どもと関わる上で難しいと感じることや、今回の実習の中で生まれた課題、自分の不得意な部分に気づくことができたため、2年次にはさらに学びを深め、引き出しを増やして実践していきたいです。 洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、0~5歳児の保育を経験してきた夏堀さんは実習先の先生に助言いただいた声掛けを工夫したり、実際に触れて楽しめるようにしたりと、臨機応変に対応していくことの重要さを実感してきたようです。残り1年間の授業や実習を通じて、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、社会に貢献できる保育者としてさらに成長できるようにサポートしてまいります。 実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

子どもの目線で、世界を見る
保育所での2週間の実習。最初の週は3〜5歳児、2週目は0〜1歳児のクラスに配属された。 「大人の目線ではなく、子どもの目線で関わること」——それが、私の実習中の大きなテーマだった。 0〜1歳児のクラスに入る前、園長先生からは「泣かれちゃうかもしれないね」と言われていて、少しだけ不安だった。でも、それ以上に大切にしたかったのは、警戒されることも、うまく関われないことも恐れず、とにかく“自然体の自分”でいること。 子どもの気持ちに寄り添い、「一緒にいる」ことを目標に、生活の中に飛び込んだ。五感と遊びと、子どもの発見
0〜1歳児の子どもたちは、音の鳴るおもちゃや、感触を楽しめるものなど、五感を使って遊ぶのが大好きだった。それを間近で見て、「子どもが何に反応し、何を面白がるのか」を知ることの面白さを実感した。 ただ、その中で気づいたのは、自分が「安全」に対してとても敏感になっているということ。「危ないよ」「だめだよ」と、すぐに言ってしまいたくなる気持ちをグッとこらえて、先生方の「まずは信じて見守ること。止めるのは本当に危ないときだけでいい」というアドバイスを胸に刻んだ。 すると、子どもたちの動きにはしなやかさがあり、自分の体の使い方を知っているような感覚すら見えてきた。そうか、「守られすぎること」は、子ども自身が持つ力を育てるチャンスを奪ってしまうのかもしれない——そんな学びが、じんわりと心にしみていった。「一緒にいる」ことで育つ、信頼
実習の終盤、私のところに駆け寄ってくる子がいた。困ったとき、泣きそうなとき、ちょっと甘えたいとき。 「あ、今、この子にとって、私は“安心できる人”になれたんだ」と思った瞬間、胸が熱くなった。生活の中で子どもと築いた関係が、確かに形になっていた。 それは、保育者という仕事だからこそ味わえるやりがいであり、かけがえのない喜びだった。ドキュメンテーションが教えてくれたこと
今回の実習園では、ドキュメンテーションを活用して子ども一人ひとりを深く見つめる機会があった。 以前の実習では苦しくて仕方がなかった日誌。でも今回は、書くことが楽しくて仕方なかった。 一見ふざけてばかりいるように見える子にも、注意深く観察することで、小さな優しさや思いやり、責任感が見えてくる。そんな瞬間に出会うたび、「人間って、面白いなぁ」と思わずにはいられなかった。 この体験が、子どもたちの将来にどうつながっていくのか——想像するだけで、わくわくする。 進路はまだ決まっていない。でも、この実習を通して改めて感じた「人間の面白さ」を、これからもずっと追いかけていきたい。 洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、0歳児の保育を経験してきた佐藤さんは子どもたちとの関わりの中で保育の楽しさや人間の面白さを実感してきたようです。残り1年間の授業や実習を通じて、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、社会に貢献できる保育者としてさらに成長できるようにサポートしてまいります。 実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。










MARUKADOとは 現役音大生6人組アイドルグループ【MARUKADO】です♪ 一つ一つの音をはっきり演奏するという意味の[marcato]と、常に形が変化しつづけ、 今まで誰も見たことのない形「丸と角」を併せ持った形を目指します! 大学4年間という限られた美しく流れゆく時間(青春)を、 みなさんと一緒に全力で奏でます。 |



























