伝統的なおもちゃを中心に、
制作技術を学ぶ
手を使って物を作る「造形活動」は人間が生きていくための大切な力を育みます。特に幼児期はその楽しさに初めて触れる時期であり、保育に関わる者はたくさんの楽しい体験のより良い伝え手となる必要があります。伝統的なおもちゃを中心に、その技法や動く仕組みを学び、こどもたちの喜ぶ形で提供できるよう製作実習を行います。
初心者から上級者まで
一人ひとりに合わせたきめこまやかな指導
保育者にとって欠かせないピアノ演奏技術を身につけます。一人ひとりの経験や進度に合わせた練習方法で実力を伸ばします。また上級者はより豊かな表現ができるように学びます。基礎をしっかりと学び、保育現場の様々な場面に音楽を取り入れる実践力につなげていきます。
からだを動かすことの楽しさを伝える
保育者として、こどもたちにからだを動かす楽しさを伝えることができるよう、ダンスを通じてバランス感覚とリズム感覚を養い、表現力の幅を広げます。併設の音楽大学バレエコース、ダンスコースの教員から「バレエ」「ジャズダンス」「ストリートダンス」の基本を学びます。
保育者として、
こどもとの関わり方を考える
こどもの心身の発達、個人差や発達過程に応じた保育実践に関する理解を深めます。生活と遊びを通して学ぶこどもの経験、学びの過程、幼少期の経験が生きる力の基礎となることを理解し、保育者としてのこどもへの関わりについて考えていきます。
美しく魅力あふれる「声」を研究する
保育者にとって重要な「声」を、ソロ、デュエット、アンサンブルなどいろいろな形態の楽曲を使って演習、研究していきます。自分の声と歌唱に自信を持ち、歌がますます好きになることが目標です。
Senzoku Life
広くて開放的なキャンパスは
四季を通じて様々な表情を見せます。
学園内では学生の過ごし方や、
オススメスポットもそれぞれあり、
あなたに合ったキャンパスライフが、
きっと見つかります。
私は音楽やダンスが好きなので、音楽に触れる機会が多い洗足なら、勉強だけでなく興味のあるものに取り組める環境があると思ったので志望しました。『ぐりとぐら』で歌のお姉さんとナレーターをさせていただきましたが、一生懸命踊っているこどもたちの姿や表情を見て、やはりこどもの素直で純粋なところって素敵だなと感じ、こどもの成長を見守ることのできるこの仕事を選んでよかったとあらためて思いました。
実家がお寺で保育園を経営しているため、他大学で4年間勉強し僧侶の資格を取得してから、保育者になるために洗足に入学しました。洗足は施設がきれいで充実していて、春・秋は中庭の芝生が憩いの場になります。私は現役生より年上で男性ですが、先生方やクラスの友だちが優しく馴染みやすい雰囲気で、こうした恵まれた環境の中、こどもがやりたいと思うことを保育者が一緒になって楽しめる園を目指して、日々、学んでいます。
※掲載内容は2022年度大学案内発行当時のものです。
※掲載内容は2022年度大学案内発行当時のものです。