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トピックス保育所実習II インタビュー(その3)
洗足こども短期大学の2年生は9月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。実習の終わった2年生の鈴木さんに保育所実習についてお話を伺いました。
(1) 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方
今回の保育所実習Ⅱでは、0歳児クラスと2歳児クラスで実習をさせていただきました。
日々の実習の中で、出来るだけ多くの子どもと関わることが出来るように意識し、子どもが安心して過ごすことが出来るように膝の上に抱っこをするなどのスキンシップをとることを心掛けました。また、子どもが自分で出来ることを減らさないように配慮して援助し、出来たら褒めるように関わったことで子どもの嬉しそうな顔を見ることが出来ました。
(2) 実習園でのアドバイスについて
0歳児クラスは今回が初めてだったため、子ども一人ひとりの月齢や成長に合わせて関わることが出来るか不安な面がありました。人見知りの子どもを教えていただき、離れたところで自分自身が楽しそうに遊んでいると子どもが興味を持って来てくれるという関わり方のアドバイスをいただきました。そこで、適切な距離を保ちながら、遊んだり目が合ったら笑顔で微笑んだりしていると子どもから近づいてきてくれたり、私が近づいたときに子どもが受け入れてくれたりしました。
(3) 実習の感想
実習が始まる前までは楽しみな気持ちよりも不安な気持ちが大きくありました。しかし、先生方が優しくアドバイスをしてくださったり、子どもが自分のところにきて笑顔で私の名前を呼んでくれる姿をみたりして、子どもがとても可愛くて実習が楽しいと感じることが出来ました。責任実習では机の上に製作で使う材料全てを先に並べるのではなく、その時々で必要なものだけが机の上に載っていると良いというアドバイスをいただき、保育者の配慮があることを学びました。まだまだ実習で気付けなかったことがたくさんあると思うので、授業や実習の振り返りを通してより自分の理想とする保育者に近づくことが出来るよう、努力していきたいと思います。
洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回、0歳児クラスで適切な距離を保ちながら、遊んだり目が合ったら笑顔で微笑んだりしていると子どもから近づいてきてくれたり、鈴木さんが近づいたときに子どもが受け入れてくれたりと適切な距離の大切さを実感してきた鈴木さんは、保育技術をしっかりと身につけてきてくれました。短大生活も残り数か月になりましたが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。
コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。