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教育実習Iインタビュー (その4)

2022.12.26|Topics

洗足こども短期大学の1年生は、10月に2週間の「教育実習I」を実施しました。今回の実習では、幼稚園教育における補助的な役割を担うことを通して、教育実習園の幼児の実態とこれを踏まえた教育活動の特色を理解することを目指しました。絵本の読み聞かせや、ピアノの弾き歌い、製作などの課題にも取り組み、学生にとっても大きな経験になったようです。実習が終わった1年生の丹野さんに教育実習についてお話を伺いました。

①幼稚園実習で一番学びになったこと
今回の実習での私の目標は「子どもたちに対する保育者の声掛けや対応を中心に見ること」でした。学校の授業でも声掛けや援助については学んでいましたが、実際の現場では座学では知ることのできないところまで見ることができました。私の配属は、年中クラスだったのですが、自分の言葉で気持ちを表現できる年齢だからこそ声掛けを必要以上にしすぎないようにすることや、なるべく保育者は声掛けを挟まず、子どもたちの力で解決し、手助けが必要に見えたら声掛けをする、ということを学びました。それまでの自分は、何かと声掛けを挟んでしまったのですが、「自分の力で考える、自分の言葉で伝える」ことに意味があるのだと心に刻むことができました。

②実習先の先生からいただいたアドバイス
私は今回の実習で、部分実習として絵本の読み聞かせと製作を行いました。その際に、実習先の先生方に声のトーンや大きさについてアドバイスをいただきました。子どもたちは普段の生活でも様々な声を聞いているため、静かにしてほしい時は「あえて」小さい声を出して話に注目できるようにすることや、絵本に注目してもらいたいときは内容に合わせて抑揚をつけたり、出てくるものに合わせた声を出したりすることなど、マスクをして表情がわかりにくい今だからこそ大切にしなければいけないアドバイスをいただきました。

③実習の感想
初めての長期の実習だったのでとても緊張していたし、上手く実習を終えることができるかとても不安でした。しかし、園の先生方はとても温かく、細かなところまで指導してくださり、最終日には2週間を通してのお褒めの言葉をいただきました。また、最終日に子どもを迎えに来た親御様が「子どもが、実習生の先生が読んだ絵本の話を楽しそうにしていた」ことを伝えてくださったのです。自分の読み聞かせが子どもにとって印象に残っていて、それが家庭での話題になっていることがとても嬉しかったです。 今回の教育実習でいただいたアドバイスなどをこれから先の実習でも活かしていきたいと思います。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。丹野さんが、実習で身に付けた子どもたちの力で解決し、手助けが必要に見えたら声掛けをすることは保育者としてとても重要です。丹野さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。