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教育実習Ⅱインタビュー (その3)

2023.07.26|Topics

洗足こども短期大学の2年生は、5月に2週間の教育実習Ⅱを実施しました。今回の実習は、幼稚園免許取得の最後の実習で、1日、担任の先生にかわって子どもたちの前に立ち保育を進める経験もしました。学生にとっても大きな経験になったようです。
実習が終わった2年生の板垣さんに教育実習についてお話を伺いました。

① 幼稚園実習で一番学びになったこと

教育実習Ⅱでは、毎日紙芝居やピアノの弾き歌いをさせていただきました。子どもたちの前に立つことの経験が浅く、最初は緊張や戸惑いがありましたが、保育者の姿を見て学び、何度も何度も行うことで、少しずつ自信を持って行うことが出来ました。
また、責任実習を行った際、毎日の部分実習の経験のおかげで、想定外の出来事が起きた時も落ち着いて対応することが出来ました。

② 実習先の先生からいただいたアドバイス

部分実習で子どもの前で話をしている際の自分の声の大きさや抑揚、トーン、話し方の特徴など、改善出来る点を細かく的確に助言していただきました。その助言を踏まえて、次の日の部分実習を行い、少しずつ自分の話が子どもに伝わるようになったと実感することが出来ました。
また、日誌の記録にあたって、毎日質問の場を設けていただきました。一日を振り返り、疑問に思ったことを記入し、答えていただくことでさらに学びを深めることが出来ました。

③ 実習の感想

今回の教育実習IIでは、3歳児クラスに配属されました。子どもたちは、日々の生活の中で学びながら過ごしており、大人が想像している以上にできることがとても多いのだと感じました。
そのため、大人が援助をしすぎてしまうと、子どもたちの成長できるチャンスを妨げてしまいます。子どもの成長をサポートできるよう、援助の加減や、子ども自ら考えられるような言葉掛けを、常に考えて関わるべきだと感じました。
また、2週間の中でも、子どもたちの成長を間近で見届けることができ、保育者という職業に、さらに魅力を感じました。今回学べたことを活かし、保育実習、施設実習も頑張りたいです。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。板垣さんは、実習中に子どもの成長をサポートできるような援助の加減や、子ども自ら考えられるような言葉掛けの大切さを実感したようです。板垣さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。