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<学生の声>教育実習からの学び(その3)~ 実習での反省点

2021.11.17|Topics

1年生の幼稚園での教育実習(10月18日~10月30日の2週間)について
学生5名に座談会形式で、振り返りをしてもらいましたので4回に分けてご紹介します。

コーディネーターは、実習担当の井上眞理子先生にお願いしました。
第3回目は、「実習で反省していること」についてです。

学生からの反省点は

・忘れ物をして、幼稚園で借りたこと

・園児に話をするときに、ダラダラと文章が長くなったこと
園児に話をする時は、「短く」「わかりやすく」がポイントですね。

・読み聞かせの絵本の選択ミス
第2回「子どもの姿から学ぶ」で紹介した「発達に応じた教材を考える難しさ」ですね。クラスの園児に読み聞かせをするには、発達に応じた教材で園児が面白かったと満足できる本を選びたいですね。

・一人の子に集中してしまい、周りへの気配りができなくなってしまったこと
第1回「幼稚園の先生ってやっぱりすごい!」でも紹介した通り一人一人の子どもと丁寧に関わりつつ、遠くにいる子どものことも見えているのが幼稚園の先生です。実習生がいきなりそのレベルになるのは難しいですが、そうなれるように心掛けたいですね。

・子どもに合った身支度の援助がうまくできなかったこと

・笑顔での対応がなかなかできなかったこと
実習生自身が子どもと関わりを楽しめているかどうかも重要です。楽しんでいる先生の笑顔は、子どもに伝わるからです。実習という場ですからどうしても緊張もありますが、笑顔で子どもと接することは重要です。

学生は、ここで挙げた他にも、できなかったことがたくさんあったことを認めています。子どもとのコミュニケーション、周囲への気配り、子どもに合わせた援助など、実習のおかげで自分ができなかったことを自覚し克服していくことの重要性を知りました。

今回の反省を踏まえて、より良い保育者を目指して、今後の短大の授業にこれまで以上に真剣に取り組んでいきます。