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【授業紹介】「合唱」

2021.12.09|Topics

「合唱」は1年生が履修している通年科目です。この授業は、声を合わせて歌うことの魅力・充実感・達成感を学生が体験することで、将来の幼児教育の実践の場において不可欠な歌の力・音楽の力を、実践・吸収することをねらいとしています。

1年生が洗足学園の本格的なコンサートホール「前田ホール」で、藤原規生先生のご指導のもと、柴田美奈先生の伴奏に合わせて伸び伸びと合唱をしていました。本来はステージで歌うのですが、感染症対策のため学生は客席側に立ち、ステージ上の藤原先生の指揮に合わせて合唱の練習を行っています。

この授業では、4月から呼吸・姿勢・基本的発声法を学ぶところから始まり、歌う姿勢や歌うための心構えに気をつけて、美しい声、心地よいハーモニーを作る練習を重ねてきました。年末の風物詩となっているベートーヴェンの交響曲第9番を、12月に前田ホールのステージに立ち全員で合唱する充実感、達成感を得て授業を締めくくる予定でしたが、昨年と今年は残念ながら本番は中止となりました。

前田ホールのステージに立つことができないのは残念ですが、この授業を通じて、幼児教育の現場で必要な歌の力・音楽の力を学生に身につけて欲しい思いは変わりません。洗足こども短期大学では、合唱の他にもピアノ、ウィンドバンド、パイプオルガン、ミュージカルなどの音楽科目や、学生が主体的に企画・運営する音楽の祭典『YOUKON』などの行事があり、学生が自らの経験を通して、歌の力・音楽の力を身に着けられるような環境が整っています。