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保育所実習Iに参加して(その5)

2022.03.31|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。ニュースでも報道されたように新型コロナウイルスの感染拡大で保育園の休園の影響もあり、予定を一部変更して実施しました。
実習の終わった1年生のEさんに保育所実習についてお話を伺いました。

(1)   実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

1歳児のクラスに入らせて頂きました。子ども達は自分でできることが増え、自分でやりたいという気持ちと保育者に甘えたいという気持ちの葛藤があるようで、「嫌」と主張する姿も多く見られました。そのような子どもの気持ちも受け止め、そっと見守ることで子どもは気持ちを落ち着かせ、安心して生活できるのだと分かりました。

(2)  実習園でのアドバイスについて

実習が始まったばかりの頃は、保育室内で立って子どもの様子を見てしまうことが多くありました。担任の先生から子どもと同じ目線で関わる為に、座ったりしゃがんだりと、常に低い姿勢を取るよう心掛けるようにとアドバイス頂きました。低い姿勢で子どもと目を合わせて関わることで、子どもも少しずつ心を開いてくれたように感じました。

(3)   実習の感想

今回の実習は新型コロナウイルスの流行もあり、感染症の対策についても学ぶことが出来ました。子どもの体調をこまめに確認することや、保育士が自身の健康を気にして生活することの大切さを学びました。また、実習期間が変更したこともあり、焦らず臨機応変に対応することの大切さも学びました。このような状況下でも実習をさせて頂けたこと、とても感謝しています。
今回の学びを活かして2年次の実習に臨む為に、日々の授業から知識をより深めて2年次の実習に備えたいと思います。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。言葉でのコミュニケーションがまだ難しい0歳児との関わりなど授業だけでは実感がわかないことも、今回の実習で、子どもと同じ目線でいることの大切さを実習で体得してきたEさんはしっかりと保育技術を身につけてきてくれました。4月から2年生になりますが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。