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保育所実習Iに参加して(その5)

2024.04.24|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2024年2月に保育所で実習をしました。
保育所実習Iについて、2年生になった佐久間さんにお話を伺いました。

① 実習したクラスの年齢、子どもの接し方、関わり方
実習したクラスの年齢は1歳児でした。
保育所実習では、0歳児から就学前の子どもが生活をしています。朝から気が向かない子どもがいたり、思わぬトラブルが起こってしまうことは日常茶飯事です。1日のスケジュールが立てられた中でも、実際は子どもの様子に合わせ、柔軟に1日の流れを作りながら保育をしている事に気づきました。その中で繰り広げられる、子ども同士や保育者との会話には、深い愛情を感じ、築き上げた信頼関係の元、形成されるものでした。

② 実習先の先生からいただいたアドバイス
教える、手伝う、助けるだけが全てではなく、待つ、見守る、応援することの大切さを知り、実習ならではの学びとなり、有意義なものになりました。

③ 実習の感想
子どもが1番最初に友達と関わり集団という場を知るのは保育園、幼稚園です。人と関わる事やみんなで何かをやり遂げる事がこんなにも楽しい事を、この時期だからこそ素直に吸収する繊細な子どもたちへ教えたいものが、私には強くあります。
2年生の実習では、この学んだ知識を使いながら、自分の思う保育が実践できるよう努めたいです。きっとまた2年生の実習でも新しいことを吸収し、それもいつか保育の場で働く時に、実践していきながら常に学びを積み重ねる心を忘れないような保育者を目指します。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、佐久間さんは、実習園の先生からアドバイスされた、教える、手伝う、助けるだけが全てではなく、待つ、見守る、応援することの大切さを実感してきたようです。残り1年間の授業や実習を通じて、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、社会に貢献できる保育者としてさらに成長できるようにサポートしてまいります。

実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。