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保育所実習Iに参加して(その3)

2022.03.28|Topics

洗足こども短期大学の1年生は2月に新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で保育所実習を実施しました。ニュースでも報道されたように新型コロナウイルスの感染拡大で保育園の休園の影響もあり、予定を一部変更して実施しました。
実習の終わった1年生のCさんに保育所実習についてお話を伺いました。

(1) 実習したクラスの年齢、子どもとの接し方、関わり方

0・1歳児の合同クラスと2歳児クラスに入らせていただき、年齢や月齢など一人一人の発達に合わせた援助や関わりが難しかったです。また、土曜日は0〜5歳児合同の保育を経験させていただき、子ども同士で助け合ったり協力したりなど、異年齢児の関わりを多くみることができました。

(2)実習園でのアドバイス

午睡の時間や遊びの時間、帰り際など時間のあるときに反省会を毎日していただきました。その中でわからないことやその日の出来事、思ったことなどを伝え、子どもとの関わり方や読み聞かせの終わらせ方等のアドバイスをいただきました。

(3)実習の感想

今回の実習を通して、保育園の良さを改めて実感しました。はっきりした言葉のやり取りがなくても、子どもの表情や仕草から伝えたいことを読み取ることで楽しく関わることができました。この“子どもの気持ちを読み取りながら関わる姿勢”はこれからも大切にしていきたいです。期間は短くなってしまいましたが、このコロナ禍で無事に実習を終えることができて感謝の気持ちでいっぱいです。

洗足こども短期大学では、実習指導を含めて、学生がしっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てています。今回の実習で、0〜5歳児合同の保育を経験して異年齢児の関わりをみてきたCさんは保育園の良さを実感してきたようです。4月から2年生になりますが、さらに専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者となれるように洗足こども短期大学は全力で応援します。

コロナ禍で大変な時期に、実習生を受け入れていただき、ご協力、ご指導いただきました保育所の先生方、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。