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教育実習Ⅱインタビュー (その4)

2022.06.27|Topics

洗足こども短期大学の2年生は、5月に2週間の教育実習Ⅱを実施しました。今回の実習は、幼稚園免許取得の最後の実習で、1日、担任の先生にかわって子どもたちの前に立ち保育を進める経験もしました。学生にとっても大きな経験になったようです。
実習が終わった2年生の石井さんに教育実習について話を伺いました。

実習で一番学びになったこと

教育実習を2週間経験し、その中で責任実習を行いました。初めての責任実習で、指導案を書く段階から子どもたちにどうしたら楽しんでもらえるかなどを考え、不安もありました。責任実習で行った「トトロ時計製作」では、トトロのお腹に見立てた紙皿の部分に、子どもが好きな絵を描き、それぞれのオリジナルトトロを製作することができました。私に嬉しそうに見せに来てくれたり、保護者の方に見せて喜んでくれたり、時計をお友達と見せ合い楽しんで遊んでくれたり、「先生楽しかった」と言って貰えたりして「頑張って良かった」と感じることが出来ました。

実習先の先生からいただいたアドバイス

指導案を書く時には、どうしても上手くいった時のことばかり書いてしまいがちですが、もし子ども達が失敗してしまった時、忘れ物をしてしまった時など、なにかハプニングがつき物なので、それを思いつくだけ沢山書いておくと当日焦らずに落ち着いて対応出来ることを教えていただきました。当日は予想していたハプニングが起きてしまいましたが、アドバイスをいただいたことで、落ち着いて対処することが出来ました。

実習の感想

実習を行う前まではマイナスな事ばかり考え、不安で、とても楽しみという感情ではありませんでした。しかし、先生方が優しくアドバイスをくださったり、私が準備して考えた遊びを子どもたちが楽しいと喜んでくれたり、「先生」と呼んで貰う度に子どもたちと距離が縮まったように感じたり、気づいたら実習が楽しいと感じるようになりました。この実習で私は子どもたちから沢山の事を教えてもらいました。これで教育実習はおしまいですが次の保育所実習も頑張りたいと思います。

洗足こども短期大学は、「実践力」、「表現力」、「協働力」の3つの力が揃った幼稚園教諭・保育士を育てることを目指しています。石井さんは、実習先の先生に教えていただいた「指導案にハプニングの対処方法を書くこと」を実践し、本番でも落ち着いて対応でき、教育実習も楽しく終わることができました。石井さんが卒業までに「実践力」、「表現力」、「協働力」3つの力が揃った保育者になれるように全力で応援していきます。

実習生を温かく受け入れていただきご指導いただきました幼稚園の先生方、本当にありがとうございました。洗足こども短期大学の教職員一同厚くお礼申し上げます。