幼児教育保育科について

2年後にはこどもの成長と向き合う幸せな仕事へ2年後にはこどもの成長と向き合う幸せな仕事へ

一つでも、得意なこと、自信を持てる“何か”を持った幼稚園教諭・保育士を育てること。
それが洗足こども短期大学の目的です。
そのために、こどもの発達特性や指導の原理を理論的に学べるよう、
実習を重視した実践的な授業を豊富に取り入れたカリキュラムを組んでいます。
半世紀以上の実績と音大併設の最先端の環境で
資格+αの魅力を持った保育者を目指します。

3つの力が揃った
幼稚園教諭・保育士を育てます

3つの力を高める学びの特色として、独自の表現教育や保育現場で役立つ「引き出し」を増やすことのできる多彩な授業があり、しっかりした専門の知識と技術を身につけ、社会に貢献できる保育者を育てます。

夢を大きく、咲かせる学び夢を大きく、咲かせる学び

多彩な音楽に囲まれて、たしかな技術と豊かな感性を育む

併設された音楽大学の教員によるレッスンはもちろん、幅広いジャンルの音楽と触れ合うことにより、保育の現場で必要とされるピアノや歌などの技術と想像力、感性を育みます。

まったくピアノ経験がない初心者でも、洗足なら大丈夫。

まったくピアノ経験がない初心者だったので授業についていけるかとても不安でしたが、先生が楽譜の読み方や指番号などの初歩的な部分からゆっくり丁寧に教えてくださり、不安はなくなりました。初心者でも、レベル別のクラスで一人ひとりに合った練習方法で指導していただけるので、洗足なら大丈夫です。

2020年入学(神奈川県立麻溝台高等学校卒業)

仲間と作り上げる本格的なミュージカル

2年次前期に選択できるミュージカルの授業。履修生たちは夏の公演に向けて、一生懸命に練習を重ねます。公演当日、心を一つに舞台へすべてをぶつける姿は輝きを放ち、前田ホールは客席の拍手と共に大きな感動に包まれます。
この授業では、豊かな表現力を身につけることと、仲間と一つの作品を作り上げる中でコミュニケーション力を養うことを目的としています。

保育の現場で役立つ、表現力を身につける

日本の代表的な絵本『ぐりとぐら』®を着ぐるみ人形音楽劇として特別に舞台化し、こどもたちを招いて発表・上演します。仲間と練り上げる劇作りと、いきいきとしたこどもたちの反応を感じる経験を通して表現力を養います。

吹奏楽を通じて、仲間と一緒に音楽の表現力を育てる

楽器経験者による吹奏楽演習の授業です。音大講師による本格的な指導、著名な指揮者を招いての本番、大ホールでの演奏と、部活動で吹奏楽を経験してきた学生もさらに表現の幅を広げられます。

クラスや学年を越えた交流や、大人数で演奏する楽しさ。

続けてきた音楽を保育者になって活かしたいという思いがありました。洗足にはウィンド・バンドやミュージカルなど他の学校にはない特別な授業がある点に惹かれ入学を決めました。ウィンド・バンドの授業は、クラスや学年を越えた交流ができたり、大人数で演奏する楽しさを感じられる良さがあります。多くの人とコミュニケーションをとることや表現する力は保育の現場でも活かすことができると思います。

2020年入学(東京都立富士森高等学校卒業)

企画から運営まで学生が実施・運営するコンサート〈YOUKON〉

学生が主体的に企画・運営することを良き伝統としたコンサート〈YOUKON〉は、毎年1月に開催されます。多くの授業の中で培われてきた音楽や造形の技術、さらには現場での実習や「ミュージカル」、「ぐりとぐら」などで得た表現力を総合的に発揮します。授業の成果を確認したり、仲間との感動を共有する代表的なイベントです。

実習は、準備も実践も発見がいっぱい実習は、準備も実践も発見がいっぱい

目的を持って現場に参加してこそ、様々な発見・経験が得られます。保育に関する理解を深め、自信を持って実習に臨めるように、事前準備から実習を終えての振り返りまで、担当教員がきめ細かくフォローします。2年間で約10週間の実習を通じて実践力を身につけます。

「幼稚園教諭二種」と「保育士」の ダブル取得

1年次の4〜7月に基礎的な知識や経験を取得する、基礎実習を実施。 その後、学んだ成果を実践する実習を2年間で経験することで、 現場への理解度を深め、実践力が向上します。 また効率良く履修でき、「幼稚園教諭二種」と「保育士」のダブル取得を可能にしています。

実習スケジュール
敷地内の附属幼稚園で現場体験
敷地内の附属幼稚園で現場体験

洗足学園は敷地内に附属幼稚園があるので、グラウンドや食堂などで日頃からこどもの姿を見かけることが多くあります。また、外部の幼稚園実習へ行く前に附属幼稚園で実習の基礎を学べるだけでなく、自ら希望して行う「自主実習」や、運動会などの行事でお手伝いをすることもできます。

最初できなかったことができるように。こどもの成長する姿を見られたことがうれしかった。

初めての教育実習はご指導いただくことが多く、課題がたくさん見つかりました。中でも、こどもの前に立って話すとき、保育者として援助や配慮、声かけなどをどのように工夫すればよいかということが、次の実習の課題だと思っています。反省する毎日でしたが、こどもたちと過ごす時間は楽しかったです。実習が始まったころはできなかったことを、最後にはできるようになったこどもの姿を見て、成長を感じられたことが最もうれしいことでした。その間、実習をサポートしてくださる先生方には大変お世話になりました。実習前と実習後に個人面談をしていただいたり、実習期間中に直接会ってお話ができるように園を訪問してくださったりと、きめ細かなサポートをしていただいたおかげで、無事に教育実習を終えることができました。

2021年入学(神奈川県立川崎北高等学校卒業)
自分自身を一回り成長させることができる、貴重な体験!自分自身を一回り成長させることができる、貴重な体験!

異文化交流を通じた、幼児教育のさらなる学びと視野拡大を目的として、 2015年度より「海外幼児教育研修」を実施。場所は自然と文化の共生で発展している、アメリカのポートランド。 ポートランドの豊かな自然を体感し、自然と共生する生活や環境教育、これからの保育者に必要な知見を得ることができます。
※2020~2021年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施していません。

研修に参加した先輩の声をご紹介>


教員紹介


洗足こども短期大学(幼児教育保育科)の学習成果

 洗足こども短期大学では「学習成果」を以下のとおり定めています。


    1. 本学での2年間の学習期間終了時に、学生が獲得する「学習成果」の3つの柱は、「実践力」、「表現力」、「協働力」です。この「学習成果」の3つの柱は、以下の6項目の能力を身につけることにより獲得できます。

  1. (1) 保育者としての自覚
  2. (2) 専門的知識および技術
  3. (3) 創造的な表現力および展開力
  4. (4) 柔軟な保育実践力
  5. (5) 社会性および協働意識
  6. (6) 倫理観と地域貢献への意欲

  7. 2. 上記の6項目の能力の具体的な内容については、洗足こども短期大学卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に別に定めています。